法人紹介

NPO法人鹿児島人工衛星開発協議会

〒890-0032 鹿児島市西陵8-10-1 代表理事 福島 誠治

 

【法人設立趣旨】

 鹿児島県は種子島と内之浦に2つのロケット打ち上げ施設を有し、「宇宙に一番近い県」として宇宙に対する県民の関心は高い。宇宙を学問として探求する場や地域の産業と連携した取り組みも広まりつつあり、学術・文化の振興発展や地域活性化の起爆剤としての役割が期待される。

 このような中、私たちは任意団体として、平成17年に鹿児島大学地域共同センター(現産学官連携推進機構)の支援を受け、人工衛星の新たな利用法や宇宙関連産業の鹿児島での育成を目的に「鹿児島人工衛星開発部会」を設立し、超小型衛星に関する研究・開発を行ってきた。

 この活動により開発された超小型衛星は、マイクロ波等を利用した大気水蒸気の観測や豪雨による災害予測、低軌道からの撮影等を行うもので、ロケットの余剰能力を活用したピギーバック方式により、平成22年の打ち上げを予定している。これに合わせ、人工衛星と通信するための地上局の整備も進めており、打ち上げ後は、収集したデータの解析・評価を行うとともに、新たな打ち上げ手段の検討へと活動範囲を拡大する考えである。

 この活動を契機に、鹿児島県民に宇宙をより身近なものとして理解と関心を持って頂き、次世代の宇宙開発を担う人材の発掘及び育成に資するとともに、宇宙開発利用及びその啓発・普及に関する活動を推進することにより、科学技術の振興、地域産業の活性化及び環境の保全を図り、宇宙産業を鹿児島の地場産業として確立させることで社会発展に寄与することを目的に、特定非営利活動法人を設立するものである。

 

【NPO設立に至るまでの経緯】

  • 平成21年(2009年)8月25日 特定非営利活動法人鹿児島人工衛星開発協議会設立
  • 平成21年(2009年)4月 設立総会の開催
  • 平成21年(2009年)2月 発起人会の開催
  • 平成20年(2008年)10月 特定非営利活動法人格取得のための勉強会を始める
  • 平成17年(2005年)8月 任意団体「鹿児島人工衛星開発部会」を設立

 

【定款】

pdf NPO法人鹿児島人工衛星開発協議会定款.pdf (0.19MB)

▼各年度の事業報告書等詳細は「内閣府NPOホームページ」内のこちらをご覧ください。