代表理事メッセージ
私たち鹿児島人工衛星開発協議会は、鹿児島の技術を結集し宇宙に技術の種をまく団体です。国家プロジェクトとしての大型人工衛星や大型ロケットではなく、鹿児島県内の技術者が持ち寄った技術で創り上げる小さな衛星と小さなロケットをイメージしています。
小型人工衛星開発では私たちと鹿児島大学の共同作業でKSATとKSAT2の2機のキューブサット(*)を完成させ、一定のミッションを成功させてきました。13GHzという髙い周波数を用いた無線通信実験や大気中水蒸気の観測など、いくつかの基礎技術を実験実証しました。
これからは、人工衛星に加えて、小型ハイブリッドロケット開発も鹿児島大学と連携して開発を進めていく予定です。つまり、Made in Kagoshimaロケットです。衛星とロケットの実用化を目指して、私たちはこれらの情報発信を進め、貴重な技術をもった仲間を増やしたいと思っています。将来の宇宙の研究開発を担う子どもたちも大歓迎です。まずはこのホームページを覗いてみて下さい。
*キューブサットは一辺が約10cmの小さな立方形スタイルの人工衛星です。
代表理事 福島 誠治